文章力、記述力の大切さ
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自分の思いを的確に伝えられると便利です

2020年の大学入試改革では記述式の出題が見送られましたが、今後、表現力や文章力が必要であることは間違いないですよね。数年前より大学全入時代と言われ、受験生の数が減る一方なので、大学側は以前のように大量の解答用紙をミスなく早急に処理する必要がなくなってきています。優秀な学生を入学させるために、じっくりと時間をかけてその能力を判断して合否を決めることが可能になっているのです。そこで、自己推薦文を書かせたり、面接で自分自身のプレゼンテーションをさせたり、入試科目を小論文にして考え方や思考力を問うたりするようになりました。
また大学での勉強もついこの間まで大学生だった娘の話では、毎週のように3000字や5000字のレポート課題が出されたそうです。高校までの教科の勉強だけでは太刀打ちできないとのこと。記述力や文章力を身につけているという前提での課題が課されるのです。
さらに、社会で働く上で最も必要なコミュニケーション力は、自分の意見を明確に表現できることが基本です。機械的なことはすべてコンピュータが処理する時代になってきて、人間の役割は自由に表現し、考えや思いをお互いに伝え合うことです。それができることが、人間関係を円滑にし、楽しい人生につながるのだと思います。
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